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kionachiの日記

中野でコミックやラノベの装丁やテキスト仕事や社長などをしている木緒なちの日記です。

アニメは楽しいけど人生にしちゃわない方が楽しくなれる

 先のUSTでも話したことだけど、この3年ぐらいの間で、以前よりもアニメをよく観るようになった。以前は仕事関係でちょっと鬱々としたことがあって、それを思い出すからと関連するアニメを避けて生活していたのだけれど、一度観始めるととても楽しくなって止められなくなった。

 その中でも、いわゆる癒し系に分類されるアニメをよく観ている。今年だと、ゆゆ式ときんいろモザイクとのんのんびよりはとても好きだった。のんのん~は、今ちょうど半分ぐらい見終わったところだけど、にゃんぱす~と発音しているだけで精神の安定が図れる。れんげの台詞を聞いているだけで心が穏やかになる。背景美術だけで田舎へ旅立った気分になれる。癒し系とは違うけれど、ガールズ&パンツァーもとてもすばらしかった。スポ根の世界遺産みたいな筋の通し方だった。文化勲章をあげるべきだ。

 アニメはとても面白いけれど、当然ながらリアルではない。ただ、これを所詮作り物だと俯瞰してみるのももったいない。とても多くのお金と才能と時間をかけて作られているのだから、楽しまなければ損だ。しかし、あまりにハマりすぎて、派閥戦争が起こったり、売り上げの差でヘイトを溜めたりしてはもっと損だ。この辺のさじ加減というか、自分の身の置き所みたいなものを見つけると、世にあるすべてのコンテンツがとてもすばらしい娯楽として立ち上がってくる(ゴローちゃん風)。

 ここまでアニメに浸かった僕ではあるけれども、生活のすべてをアニメ・ゲームに費やし、他には見向きもしないというわけではない。アニメは一日一時間程度を区切りにして、それ以上は観ないようにしている。その方が、また明日もあるからと楽しみが持続するし、他の諸事もはかどる。嗜好品を日常的に使用すると舌が麻痺するのは酒タバコ美食を見てもわかりきっていることで、決まり事の範囲内でやるから楽しいのだ。(まあ、たまの休みの日にぶっ通しでアニメをまとめて観るのもそれはそれで楽しいけれど)

 

 と、ここまで書いておいて言うのもなんだけれど、これって自分が子供の頃に大人たちから言われていたことそのままじゃないかと思えてきた。自分がそういう年になり、それ相応に分別というか加減を知るようになったのだなと思うと、感慨深いものがある。『ゲームは一日一時間』は至言だったんだなあ。